つい先日、学校帰りに転んで、膝にかさぶたを作ったばかりの娘に・・・。
やぎゅうさんの「かがくのとも傑作集」シリーズ、親子で会話が増え、毎回楽しませてもらっていますが、この本も1ページ目から、
――とりたいなあ とりたいなあ かさぶた とりたいなあ――
「だめ〜! とっちゃだめなんだよね。」・・・早くもわいわいモード。
――きみたち、かさぶた できたこと あるかな?――
「はい、ありま〜す。でも、もう治りました!」
幸い小さなかさぶただけで済んだ娘でしたが、「めのよこと みみのしたに かさぶたができた」子を見て、「こわ〜い!そんなの絶対いやだ。」と、うろたえていました!
皮膚の組織図にも興味津々。
「あせ」をつくるところ、「け」をつくるところ 「あぶら」をつくるところ、それに「けっかん」や「しんけい」・・・
「かさぶたのしたの おーそーろーしーいーところ」では、新しい皮膚がどんどん作られています。
娘も、一々、パジャマのズボンをめくっては、膝のかさぶたを確認しています。
そして、「かさぶたの とれたあとって、ピンクいろしてて つるつるしてて・・・ちょっと つっぱってて」・・・今まさにそんな感じ。ほんとにそうだね。
絵本と実体験を重ね合わせて読む効果、というのは、こういうことを言うのでしょうね! かさぶたができるのが、楽しみになっちゃいそうな(?)おもしろ絵本です。