最近読んだ「おならうた」に続き、大いに盛り上がった絵本。どちらも、「プーッ」。(このお話が、こんな展開になるとは予想しませんでしたが!) やっぱり単純に、わっはっは、と笑えるのがいいですね。
おいもの土の中での暮らしをのぞくのは初めてでしたが、人間同様、日々がんばってます! そんなおいもたちに、いよいよ「つなひき」の日がやってきました。土の中のおいもたちと、地面の上の子どもたち。「うんしょ とこしょ。うんしょ とこしょ」 さて、この勝負、どちらに軍配が上がるかな?
ページごとの細かい描写もおもしろく、娘もそれぞれのページで「きっと“うんご”だよ」(トイレでがんばっているおいものお父さん)、「ちゃんと10まで数えてね」(子どもとおふろに入っているお母さん)など、楽しそうに解説をつけていました。1番のお気に入りは、みんなで夢を見ている場面・・・中でも、トイレの夢を見ながら、おもらししてしまった女の子。ふふふっと笑いながらも、「怒られちゃうよ・・・」と、同情していました。その後も、「あっ、おねしょした子だ」と、ずっとその子の行動に注目していました。
娘がもっと小さかった頃、「おおきなかぶ」や「たけのこほり」を読んだあとは必ず、ぬいぐるみをずらーっと1列に並べ、その最後尾に娘が座り、「うんとこしょ どっこいしょ」と、かぶ抜き、竹の子掘りをして遊んだものですが、久々に今夜は「おいも掘り」バージョンを、布団の上で楽しみました。きゃっきゃと笑い転げる娘を見ながら、まだまだスキンシップが大好きなんだなと、ちょっと嬉しくなりました。
そして、「プップップーッ」で、再び大笑いし、「おいも色」をしたおならのくさ〜いにおいまで想像して、布団に顔をうずめる娘。でも、最後は、「Jも、おいも食べたくなっちゃったぁ。ママ、明日おいも焼いてね!」