息子に父(息子にとっての祖父)が小学校の入学のお祝いとしてプレゼントしてくれた本の中
の1冊でした。
今の世の中は、少子化もあって、本当に子供関連商品はとても白熱していて、幼稚園も
年長になるとすぐにランドセルの広告を貰ってきたり、親も随分とその商戦にのっかって
ものすごく高いランドセルを購入したりするけれど、この日本にもランドセルが買えない
時代があったことを、忘れてはいけないと思います。
でも、この話のおじいちゃん・おばあちゃんにあたる人達ですら、もうきっと現実には
あと5・6年もしたら、その時代を直接知らないおじいちゃん・おばあちゃんになって
しまうことでしょう。
純粋に、入学前の子供の嬉しい気持ちを描いた本とも読めますし、一種の平和教育としても
読める本かなと思いました。きっと私の父も両方の気持ちを込めて、息子にプレゼントして
くれたんだろうと思います。
恵まれている生活に感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。