いつも、困ったことばかりするけれど、
にくめない、’ひとまねこざる’なのです。
いつも、知りたがりやのひとまねこざるのジョージ。
今回は、ジョージに来た手紙がきっかけでお話が始まります。
ジョージは、手紙が読めないけれど、字なら書ける!
と、早速ペンを取り出し、インクつぼを出し・・・
案の定、床にたくさんのインクをこぼしてしまいます。
インクと言えば、吸い取り紙。(つけペンの時代ですから)
でも、全然だめです。ならばと持ってきたのは、洗剤。
そして、大量の水。当然、部屋中水浸し。
今度は、それらをかき出すことに、知恵を使うジョージ。
お話は、目まぐるしい速さで展開していきます。
そして、どうやって、ロケットに乗ることになるのか。
長いお話ですが、子どもは、どんどん引き込まれていきます。
岩波の子どもの本として、出ていますが、
大型絵本もあり、断然こちらのほうがいいです。
部屋中、あわだらけになってるところや、小屋から豚たちが飛び出すページなど、
大きな絵本で見ると迫力が違います。