どんぐりむらシリーズは大好きなので、第4弾も楽しみにしていました。
初めて読んだのは、まだ息子が幼稚園に通っていた頃だったので、共感できる部分がたくさんありました。
まず、どんぐりえんの1日の様子からお話が始まるのですが、朝、登園する時にグズっている子供が息子にそっくり!と笑ったり、どんぐりえんのロッカーを見て、あ!幼稚園のお棚と一緒やね〜なんて話をしたり、きたかぜごっこや砂のぷりんを見て、これ、やったことあるね〜なんて、あれこれ話をしながら読みました。
どんぐりえんでは年に一度「おみせやさんまつり」が開かれ、その準備が始まります。
子供たちは大張り切りで準備をしていますが、子供たちが帰った後も、先生たちは毎日遅くまで残って準備をしていて、本当に先生たちは大変だなぁ、ありがたいなぁという気持ちになります。
おみせやさんまつり当日、いろんなお店が並びますが、その中でも「おちばおんせん」は本当に気持ちよさそう・・と言うか、楽しそうでいいな〜と思いました。
途中で雨が降り出し、せっかくのおまつりが・・と思いましたが、そこで先生たちの「かさのみせ」が登場!しかも、傘を開くと内側に子供たちの絵がたくさん貼ってある特製の傘で、こんな傘が本当にあったら素敵!と思いました。
息子はこの4月から小学生になりましたが、この絵本は幼稚園生活の思い出と重なり、読むたびに懐かく、とっても温かい気持ちになります。