「かあちゃん えほんよんで」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

上の子供にはたくさん絵本を読んであげたのに、子供が増えるにつれて忙しさを理由に読まなくなっていました。

それどころか、きちんと話を聞く前に、言葉をさえぎってしまったことも何度もあります。

絵本の中で、けんちゃんが絵本を読んでもらいたいと必死に言おうとしているのに、かあちゃんが「ひとりでねれるんでしょ」と、けんちゃんが言い終わるのを待たずに言ってしまった時、自分を見ているようでドキッとしました。

かあちゃんはそれでも、けんちゃんの出している「絵本を読んで欲しい」という信号をきちんとキャッチできていましたが、今の私には子供の気持ちをしっかり把握できている自信がありません。

これからは忙しい時ほど手を休めて子供と会話する時間をとろうと思いました。

その手始めに最近久しぶりに絵本を一緒に読み始めました。

母子家庭、かあちゃんは美容師で忙しい。
友だちは毎晩絵本を読んでもらっているって。
主人公はそれが羨ましい模様・・・

思わず、主人公の気持ちになって読んでしまいます。
子どもって案外気をつかうんだよね。
「読んで」って言いたいけど、
がらじゃないし、かあちゃんの邪魔したくないし。
でも一度育った小さな夢、
一人でなかったことにしちゃうのは悲しいよね。

ケーキが間に合わず
ホットケーキでいいかなんて（ええー！ですよね）
ダメポイントを見せるかあちゃんだけど。
絵本を贈る、ステキなサプライズ。
いい家族だなって思います。
きっと親が読んだほうが心にしみるかな。
親子の絆に温かな気持ちになれる絵本だと思います。

お母さんに絵本を読んで欲しい、けんちゃん。でも、お母さんはシングルマザーで毎日忙しく、絵本を読む時間を作るのは難しそう。。。
子育てに仕事に目が回るほど忙しいけんちゃんのお母さん。子どもより先に寝てしまう気持ち、共感しました。
でも、けんちゃんがあまりにもいい子過ぎます！！！わが子だったら、きっと読んで！って強く言ってくると思います。けんちゃんもお母さんにちょっとくらいわがままになってもいいよ！って教えてあげたくなりました。
子どもは、大人が思っている以上に敏感で、なんでもよく見ていますよね。いつも、思っていることを伝え合える関係を持ち続けることはどの親子でも必要じゃないかな。なんて思いました。
絵本を通して、親子関係をちょっと考える良いきっかけになりそうです。