「おせちのおしょうがつ」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

フェルトや布で作られた絵がとってもキュート！
可愛いおせち料理たちが、重箱に乗り合わせて、鏡もちの家に向かうお話です。

道々、増えていく仲間たち。一品増えるたびに、料理の意味を説明してくれます。
途中、ハプニングなんかもあり、お話もとっても楽しい。

近年、中身の変化や、おせち離れが顕著にみられますが、こうしてみると、伝統的なおせち料理って、本当に素晴らしいなって。
やっぱり、日本古来の伝統は大切にしないといけないですね。

こういったお話に触れることで、こども達も興味を持ち、普段食べない料理でも食べてみたいな〜って思ってくれそうな気がします！

ただのおせち紹介絵本だと思ったら、いい意味で予想を裏切られました。おせちが主役なんですが、きちんと子供に受けるお話になってるのにびっくり。これなら純粋にストーリーを楽しみながら、おせちのことを覚えられると思います。
そして挿絵…じゃなくて手芸芸術！フェルトかな？他にも色んな生地が使われていそう！細部まで丁寧に仕上げられた手芸作品だから、おせちの可愛らしさが一層際立っています。
お正月前にぴったり！これを読んだあとで親子でおせちを作ると、絶対楽しいですよ！

フェルトなど布で作られている絵がかわいいです。
子どもは、「だって・まーき」というだてまきのフレーズが気に入ってました。

おせちの材料になった由来が分かるようにもなっていて、日本の伝統を知る機会になります。おせち料理を食べるときに興味を持ってくれるといいなぁ。出てくる全部の食材について、説明してくれたらもっとよかったです。