息子に読み聞かせながら、途中で押さえきれず号泣。息子を心配させてしまいました。。。
子どもの気持ちに寄り添った素晴らしい絵本です。
ぜひ多くの方に読んでもらいたい!
「ぼくは いつもおこられる。いえでも がっこうでも おこられる。」
男の子の心の声。
「ぼくは どないしたら おこられへんのやろ」
何をやっても空回り、迷惑を掛けて怒られてしまう。
みんなと仲良くしたいのに、本当は褒められたいのに。
「ぼくは わるいこ なんやろか・・・」
ぐっと歯を食いしばる男の子の横顔、胸に迫ります。
「おこだでませんように・・・」
考え抜いて、七夕の短冊に書いた願い。
それを見た先生の気づき。男の子だけでなく、読んでいる人の気持ちも救ってくれます。
「せんせい・・・おこってばかりやったんやね。 ごめんね。」
こんなふうに素直に子どもの気持ちをくみ取ってあげることが出来る先生が、たくさんいたらいいなと思います。
息子の心の声、聞こうとしてるだろうか?
子どもはみんな「褒められたい」「いい子になりたい」と素直に思っている。
その時々の小さな過ちにイライラしたり、カッと叱ってばかりになっていないだろうか?
子どもはみんないろんな失敗をして、いろんな迷惑を掛けて、少しづつ成長していくもの。
そのことを忘れないで、いつも心に刻んでいようと思いました。