学習塾の棚にあり、私が読みたかったこともあり、借りてきました。
読み始めて二百頁もあったことから、声に出して読むのが少々辛いと思ったのですが、息子が病気でお休みだった日にたまっていた続きを一気に読んでしまいました。
最後まで読んで、とってもおもろしかったので、頑張って読んでよかったと思いました。
題名は、「大どろぼうホッツェンプロッツ」なのですが、主人公は少年のカスパールとゼッペルなんですね。
長い片仮名名前に言葉をよく噛みそうになりました。ペトロジリウス=ツワッケルマンって読みにくい上に、カスパールがこの魔法使いの名前をわざと間違えるので、そのたびに名前を読むのに苦戦しました。
このぐらい長い物になると読み応えがありますね。息子がこのぐらい長い物もしっかり聞けるほど成長した喜びとおもしろい児童書に出会えたことが嬉しかったです。
大どろぼうホッツェンプロッツを捕まえようとして、逆に罠にはまってしまう二人の少年たちにドキドキハラハラしました。
大魔法使いなのに、ジャガイモの皮が剥けないところなど、ツッコミをいれたくなりますが、バカバカしさや妖精・魔法使い・大どろぼうなど
いろいろなものを寄せ鍋のように入れこんであるという点では、ゾロリのような読み物の元祖的な作品でもあるかもしれないと思いました。
続きがあるようなので、ぜひ読んでみたいです。