「うみのおばけずかん」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

夏休み中に子どもがひとりで読む本を探していたところ、図書館の新刊コーナーでこの本を見つけ、シーズン的にピッタリだと思い選びました。

ただ息子は怖すぎるのは苦手なので、私が先に読んでみたところ全く問題なし！だって、おばけに出会った時の対処法をユニークに！？教えてくれるのですもの！！しかも男の子が好きそうな珍しさ・怖さなどを☆の数で表してるし・・・

子どもに勧めたところ、やはり興味を持ってくれました。今回は読んで欲しいと言うので読み聞かせをしましたが、とても楽しんでました。

さっそく同じシリーズの“やまのおばけずかん”は息子が自分で借りて読んでました。

日本のおばけ達を語り継いでくれる本でもあるのではないでしょうか。

子どもが大好きなシリーズから、選ばせていただきました。この本に出てきたおばけは、すでに知っているおばけが多かったのですが…人魚の扱いの東洋と西洋での違いっぷりに子どもと一緒に驚きつつも、思わず笑ってしまいました。「そう、人魚は妖怪なんだよね」と改めて思いました。

日本の妖怪を子ども向けに楽しいおはなしにしたシリーズ。
今回は、海に登場するおばけの紹介です。おばけごとに短編集になっていて読みやすく、絵も多いのでイメージも沸きやすくて面白く、1年息子もあっという間に読んでしまいました。
名前ぐらいしか知らなかった妖怪にちょっと詳しくなれるのも良いですね。

海のおばけ６種が紹介されています。

まず、「こんなこんなおそろしいことが〜〜」と振っておいて、
「でも、だいじょうぶ！」と、ＴＶショッピングのようなノリです（笑）
だから、もちろん全然怖くありません♪

その上、「あら、そうなの？きいてトクしちゃったわ」という気分になります。
娘も、頭の中にばっちりしまいこんだようす（笑）
これで、海のおばけ対策は万全！

図鑑というよりは、雑学という感じです。
全７７ページ、オールひらがな・カタカナなので、おばけ好きさんの初めての児童書としてもいいかもしれないですね！