可愛い猫の絵にひかれて、図書館で借りてみると…
内容は、悩み多き息子にピッタリでビックリ!!
ひとりだけ毛色が違うあかねこに対して、みんなは同じじゃないことを嘆いたり、同じになる事をすすめます。
そのたびに、あかねこは「でもね、わたしは このいろ、きれいで かわいくて、とっても きにいってたの。」と。
この言葉が私の心を動かしました。
保育園の頃の息子は、自分の事をあかねこのように気にいっていたと思います。しかし小学校入学で色々な事があり、私を含めた周囲の大人がこの気持ちを消し、自信(自身)のない、みんなと同じにできるひとにさせていました。当然ですが、彼は今とても不安定な心です。
時間はかかると思いますが、息子があかねこのように「みんなと おなじが いいのかな? そんなことも、ちょっと おもって みたわ。だけど、わたしは、あかねこ。そのままの じぶんが よかったの。」
と、思える日が来るように支えて行く気持ちの整理がつきました。そのきっかけになった一冊です。自分が嫌いになりそうな時、一度読んでみたらいかがでしょうか。