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泥かぶら」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

泥かぶら 原作:眞山 美保
文:くすのき しげのり
絵:伊藤 秀男
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2012年09月09日
ISBN:9784916016959
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,475
みんなの声 総数 16
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 大事なことは、今も昔も変わらない

    表紙の絵と題名から、何となく昔話、民話なのかなと思い読んでみました。あとがきを読むと1952年新制作座によって現在まで日本全国、海外において15000回以上も演じられてきた作品とのことです。
    とある身寄りのないひとりぼっちの女の子が、醜い、汚いと皆から馬鹿にされ、「泥かぶら」と呼ばれていた。ある日旅のご老人が授けてくれた3つの教え、「自分の顔を恥ずかしいと思わない、どんな時も笑顔で、人への思いやり」を心の中では納得はイカナイなんて頃もありつつも、ナンとかそんな思いと葛藤しながら成長していく「泥かぶら」。そしていつしかそんな彼女が変わっていくのと同時に、周りの対応やらも変わっていく様子がじわじわと伝わってくるのです。自分が変われば周りも変わる。いじめの問題にもあとがきで触れています、教育現場に携わってきた作者が、敢えて書かずには要られなかった熱い思いは力強く受け止めることが出来ると思います。素直になること、豊かな人生を過ごす為に気負わず、人を思いやる。たったそれだけのこと。大事なことは今も昔も、そして子供にも大人にも変わらない大切なことなんだなぁとしみじみ思い知った作品でした。

    投稿日:2013/07/02

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    1
  • 素晴らしかったです

    親を失った子供が、一人で生きている。
    昔話だとよくある設定ですが、今では考えられません。
    そんな設定が成り立つような状態が、昔にはあったのだということに、まず考えさせられるものがあります。

    そして、誰からも世話されることなく、悪口ばかり言われる日々の泥かぶら。
    読んでいて悲しい気持ちにならずにはいられません。

    転機が訪れ、泥かぶらがひたむきな姿勢で村の人達に接する様子は、見ていて苦しい、けれど、変わりたいと願う人間の強さを感じます。
    そして、心の底から人間が生まれ変わっていく様は、本当に素晴らしいものでした。

    物語が終わっても、泥かぶらの人生は続いていくでしょう。
    けれどきっと、真っ当で幸せなものになるでしょう。
    そんな未来を予感させる、晴れ晴れとするラストでした。

    投稿日:2020/02/22

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