新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

  • 全ページ
  • ためしよみ

いわたくんちのおばあちゃん」 9歳のお子さんに読んだ みんなの声

いわたくんちのおばあちゃん 作:天野 夏美
絵:はまの ゆか
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,650
発行日:2006年08月
ISBN:9784072533048
評価スコア 4.84
評価ランキング 123
みんなの声 総数 66
  • この絵本のレビューを書く

9歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 読んだあと黙り込んでしまう

    • 読み聞かせパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 群馬県
    • 女の子12歳、男の子10歳、女の子7歳、男の子4歳

    あの日の広島で、女学生だったおばあちゃん。
    やっとたどり着いた 自宅。
    そこで初めて知った あまりにもむごい 家族との別れ。このページは読んでいて 言葉がつまりそうでした。
    「家族の死を知ったとき、どんな気持ちだったろう?」―想像を絶します。淡々と語られるだけに、よけい胸に迫ります。

    9歳の女の子と読みました。「ひどいね‥‥」のほかには、何も言葉にしていませんでした。岩田さんちの写真も ズシッ!と重かった。

    「死者○○人」などと 亡くなった人の数で聞くと、生身の人間の苦しみが かき消されてしまう気がします。
    「岩田ちづこさん」の身の上に起こったこと、味わった悲しみとして具体的に語られるので、胸にズーンと沈み込むものがあります。

    読んだあと、しばらく黙り込んでいたくなりました。

    投稿日:2010/09/29

    参考になりました
    感謝
    4
  • 悲しい戦争が残したもの。

    戦争に関わる話って、正直怖くて暗いイメージでした。
    でもこの本は違います!

    いわたくんちのおばあちゃんの気持ち、何となくわかる気がするなあって主人公になりきった感じで読み入りました。

    夏休みで
    終戦記念日もある8月に読むのはすごくいいなと思いました。


    息子にも
    戦争のこと、何となく伝わったように思います。
    私ももちろん戦争のことはよくわからないけど、
    でも本当に色々な意味で戦争は人のこころに大きな穴をあけたりするんだなあと切実に思いました。

    投稿日:2010/09/09

    参考になりました
    感謝
    1
  • 「いやーよ」に隠された真実

    小4息子の国語の教科書に掲載されていて知った作品です。
    読み始めてすぐには気付かなかったのですが、戦争に関する
    お話だったのですね。

    運動会の時、写真を撮られるのを「いやーよ」と頑なに断り続ける、
    いわたくんのおばあちゃん。
    その理由を知らないうちは、「いやーよ」を軽い気持ちで楽しげに
    読み聞かせていた私ですが、その言葉に隠された深く思い理由を知って、
    後半の「いやーよ」は、全く違う気持ちで読み聞かせることになりました。

    これが戦争。これが真実。現実にあった、辛く、苦しく、悲しい過去のお話。

    これが事実であったことを、何よりおばあちゃんの写真が教えて
    くれているように思います。

    「戦争」を風化させてはいけないと、子どもにも伝えることが出来る、
    とても素敵な作品でした。

    投稿日:2011/08/17

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「いわたくんちのおばあちゃん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / バムとケロのおかいもの / 11ぴきのねこふくろのなか / よるくま / キャベツくん / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

全ページためしよみ
年齢別絵本セット