もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
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あの日の広島で、女学生だったおばあちゃん。 やっとたどり着いた 自宅。 そこで初めて知った あまりにもむごい 家族との別れ。このページは読んでいて 言葉がつまりそうでした。 「家族の死を知ったとき、どんな気持ちだったろう?」―想像を絶します。淡々と語られるだけに、よけい胸に迫ります。 9歳の女の子と読みました。「ひどいね‥‥」のほかには、何も言葉にしていませんでした。岩田さんちの写真も ズシッ!と重かった。 「死者○○人」などと 亡くなった人の数で聞くと、生身の人間の苦しみが かき消されてしまう気がします。 「岩田ちづこさん」の身の上に起こったこと、味わった悲しみとして具体的に語られるので、胸にズーンと沈み込むものがあります。 読んだあと、しばらく黙り込んでいたくなりました。
投稿日:2010/09/29
戦争に関わる話って、正直怖くて暗いイメージでした。 でもこの本は違います! いわたくんちのおばあちゃんの気持ち、何となくわかる気がするなあって主人公になりきった感じで読み入りました。 夏休みで 終戦記念日もある8月に読むのはすごくいいなと思いました。 息子にも 戦争のこと、何となく伝わったように思います。 私ももちろん戦争のことはよくわからないけど、 でも本当に色々な意味で戦争は人のこころに大きな穴をあけたりするんだなあと切実に思いました。
投稿日:2010/09/09
小4息子の国語の教科書に掲載されていて知った作品です。 読み始めてすぐには気付かなかったのですが、戦争に関する お話だったのですね。 運動会の時、写真を撮られるのを「いやーよ」と頑なに断り続ける、 いわたくんのおばあちゃん。 その理由を知らないうちは、「いやーよ」を軽い気持ちで楽しげに 読み聞かせていた私ですが、その言葉に隠された深く思い理由を知って、 後半の「いやーよ」は、全く違う気持ちで読み聞かせることになりました。 これが戦争。これが真実。現実にあった、辛く、苦しく、悲しい過去のお話。 これが事実であったことを、何よりおばあちゃんの写真が教えて くれているように思います。 「戦争」を風化させてはいけないと、子どもにも伝えることが出来る、 とても素敵な作品でした。
投稿日:2011/08/17
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