子供の頃に、教科書に載っていた記憶があります。それ以前からも読んでいて、とても大好きな一冊でした。
小学3年生の読み聞かせに使用しました。
今の時代、機関車を知ってはいても、実際に乗った事はおろか見た事もない子供たちが、多いでしょうね。
わが地域は昔、大きな炭鉱があって、そこから出た石炭もきっと、やえもん達 蒸気機関車を動かす元になっていたのでしょう。
それ程遠い昔の事ではないのに、蒸気機関車も石炭も 今は私たちの生活から消えてしまっているのが不思議です。
言葉を話す機関車・列車達が、やはり子供たちには面白いようで、「・・・しゃあ、・・・しゃあ」とやえもんが文句を言っている箇所も気に入ったようです。
我が家の次男はやえもんを聞かせた後、眠っていたプラレールを引っ張り出して来て、「しゃっ、しゃっ、しゃくだ、しゃくだ」と機関車を走らせていました。
やえもんを筆頭に、れえるばすのいちろうとはるこ、そのほかの電車たちも 愛嬌と個性のあるキャラクターなのが、長い年月親しまれている理由の一つでしょう。
幼児から小学生までの読み聞かせに向いています。高学年には少し幼いかな?とも思えますが、無理でもないと思います。