図書館の新刊コーナーで見つけました。
フィリピンというのが目に留まり、働いていた頃、上司が「近所のフィリピンのお嫁さんは毎日旦那さんの実家へ電話して両親が健在であるかを尋ねるから親孝行だ」と言っていたことを思い出しました。
フィリピン人のお母さんを持つ姉弟が母の生まれた島を訪ねます。
フィリピンの家族はとても仲が良く家族を大切にしていることが伝わっ気ます。
シェアリング(わかちあい)ということを大切にしていて、貧しい人にクリスマスが近づくと品物を集めて配るということも、印象に残りました。
あとがきによると、おおともさんご一家がフィリピンに住まわれたご経験があり、そこから生まれたお話であることもわかりました。
『クリスマスまであと九日』の中でも出てきたピニャタが、この本の中でピニャータという名前出てきたことにも驚きました。
知っているようで、あまり知らないフィリピンの生活、クリスマスが絵本で知ることにより、今まで以上に身近に感じられました。