大きな耳、ずんぐりとした手、大きなしっぽには、
いつも草花の葉があちこちから出ていて、
普段は花を咲かせほうだいに咲かせている・・・というおばけ。
ねこやいぬのように、当たり前にそこに存在しているのに、
驚いてしまいました。
実はこの絵本を読む前に、『トリッポンと王様』を読んだので、
トリッポンがどうやっておばけと出会ったのか知りたくて、
借りてきたのに・・・
ファンタジーならではの世界ですね。
なんでも成立しちゃう。
トリッポンは、おばけと星つりに出かけます。
どうやって星を釣るんだろう。
興味津々。
おばけも不思議な存在だけど、この星つりも、なかなか不思議。
池にうつった星を釣るのだけど、そのえさが・・・
しっぽから引っこ抜いた野菊だったり、はぎの花だったり。
とっても面白くて、楽しそうな星つり。
私もやってみたいと思いました。
それと、釣れた星は食べられるんだって。
どんな味がするんだろう。
コンペイトウみたいに甘いのかな?
トリッポンは、にわの池に放してあげたけど、
私は一度、食べてみたいと思いました。