今年最後の小学校の読み聞かせにこの絵本を選びました。
出かけたのは5年生のクラス。
みんなとても静かに、そして真剣に聞いてくれていました。
詩的な文章は耳に心地よく、言葉のひとつひとつにうんうんとうなずく子どもたち。この本の伝えたいことが、子どもたちの心にちゃんと届いたんじゃないかと思います。
スプーンも、ひなぎくも、雨も、雪も、空も
どんなものにも大切なことってあるんです。
そしてもちろんあなたにも。
私はいつも最後のページでじんとしてしまうので
読み聞かせでもつまってしまわないかドキドキしました。
でも、ちゃんと伝えよう!と頑張りました。
どの世代の人にも読んで欲しいと思いますが
大人の方にもとてもいいと思います。
何気ないこと、当たり前のことだけど、それが本当に大切なことなんだって、あらためて感じることができると思います。