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いつも だれかが…」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

いつも だれかが… 作・絵:ユッタ・バウアー
訳:上田 真而子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2002年12月
ISBN:9784198616267
評価スコア 4.76
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • さりげなくて、とても奥深い一冊

    おじいさんが、病院で孫に自分の一生を語ります。
    自分はいつも誰かに守られてきたんだと。
    文そのものはそれほどインパクトがないのですが、それに合わせた絵がすごい。
    文と絵が別人であったらできない絵本です。
    バウアーさんは、奥深さを出すために絵とは別にあえて軽い文章にしたのでしょうか。

    いつも誰かが守ってくれた。
    それは運でしょうか。
    誰もが振り返ると、よく無事でここまで生きてこられたと思うのではないでしょうか。
    逆に運の悪い人も目にしてきた。
    第二次大戦のドイツが出てきます。
    ユダヤ人の友達は守ってもらえませんでした。
    戦場では、仲間が死んでいきました。

    だから、今の自分は守られてきたのだと思うのです。
    運命に対する感謝の気持ちでしょうか。
    おじいさんの言葉は孫に引き継がれます。
    誰もが皆、誰かに守られている。
    この気持ちを考えたとき、とても奥が深い。
    守られて当たり前と、大きな勘違いをしている大人たちに対してとても強いメッセージを感じます。

    投稿日:2010/05/14

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  • 守られているという自信

    とてもいい本です。
    少ない言葉を、絵が語ります。
    絵を注意深く見なければ
    そこに書かれた言葉を正しく読み取れないでしょう、
    まさに「絵本」の真骨頂!!

    病院にいるおじいちゃんが
    人生の終着点に近づき、自分の人生を振り返ります。
    その人生は「常にだれかに守られていた」と・・。
    「なにをしてもうまくいった。とてもしあわせだった」と回想できるっていいなぁと思いました。
    そういう気持ちを持っていることが
    変な万能感とはちがう「きっと大丈夫」という自信となり
    前に進めるのだから・・。

    娘もなぜか「自分は絶対ツイてる」と思い込んでいる
    少々能天気ですが
    この気持ちは持ち続けてほしいなと思いました。

    投稿日:2019/04/06

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    0
  • とても深い絵本ですね。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    評価が高くて気になっていた絵本です。

    なるほど〜!

    深いですね〜。じ〜んとなりました。

    ホスピスに入院中のおじいちゃんが、人生を振り返って孫に語ります。
    「わしは なにをしても うまくいったんだぞ・・・」

    むこうみずのやんちゃ坊主だったおじいちゃんが、いろんな目に遭いながらも、まずまずラッキーな人生を送ってこれたのは、目には見えない天使が守ってくれていたからなんですね。

    うちの長女も、低学年の頃、自転車で道路に飛び出し、危うく車にひかれそうになったことがあり・・・きっと天国のおじいちゃんが守ってくれたんだね〜と、母としみじみ語り合ったことがあります。

    きっと、誰にでも、守ってくれる天使のような存在がいてくれるんじゃないかな〜と、漠然と感じていたので、この絵本を読んで、ああやっぱり!と思いました。

    あとがきを読んで、『天使でもどうにもできないことがある』という部分に、ああ確かに・・・と、心が痛みました。

    ほのぼのとした絵、短い文章、決して本文中に難しいことは書かれてないけれど、深い部分まで理解できるのは、高学年以上〜大人向けでしょうか?!

    でも、小さい子でも、小さい子なりに、感じるところがある良質な絵本だと思います。

    投稿日:2008/03/27

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