幻想的な絵に惹かれて表紙をめくると、一匹のおおかみが目に飛び込んできました。
名前は、ルーブッチ。
月に照らされた森の中を散歩する彼は、自信満々です。
森のみんなから怖がられることも、嬉しいようです。
そんなルーブッチが一頭のちょうちょに出会ってから、少しづつ変わっていきました。
ルーブッチが、絵本の最初と最後で大きく変わっていく様が見ものです。
最初はちょうちょを呼び捨てにしていたのに最後には「さん」を付けていたりして、だんだん素直な性格の子に見えてきます。
絵も素敵なので、手に入れたくなりました。