どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
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16件見つかりました
見えている世界がこんなに違うとは!新鮮な驚きです。家畜として牛を飼っていて、視覚より聴覚・嗅覚が人間より優れていることは気づいていましたが、ストレスで視界が狭まることを初めて知りました。あらためて、牛とのお付き合いで注意しようと思います。 小6と高1の息子たちに見せたら、高1の方が、熱心に見入っていました。夫の77歳になる母(私にとっては義母)は、義務教育すら満足に受けられなかったため、読み書きが不自由ですが、楽しそうに見入り、一所懸命、文章を読む姿を、私は可愛く思えました(鬼ヨメの目にも涙)。 この本に限りませんが、読み書きに不自由している人に、絵本はとても優しくものを教えてくれる存在であることを確信しました。
投稿日:2015/01/15
これを調べた人すごい! と思いました。たまたま訪れた病院の受付にこの仕掛け絵本が置いてあったのですが、動物の見ている世界がこんなにも違うのかと知り驚きが隠せませんでした。 人間と同じだとは勿論思っていませんでしたが、猫も見えているようで近眼なんですね。 馬や牛の見え方も驚きです。 どうやって研究をしてデータを集められたのかはわかりませんが、圧巻です。 きっとこの絵本をめくると知らなかったことがたくさん知ることが出来ます。
投稿日:2017/01/29
書店員さんや知人も絶賛のこの本、やっと読むことができました。 動物の視野を、仕掛け仕立てで体感できる図鑑です。 鳥や虫までも網羅した世界は圧巻です。 もちろん、それぞれの生態によって、視覚の役割はほんの一部ですから、 こんなにもバリエーションがあるのですね。 それらについても、一個体ずつ丁寧に解説してあります。 もちろん、それぞれの個体の研究結果から導き出した視野ですが、 やはり百聞は一見に如かずの説得力です。 それにしても、こう真正面から見られると、迫力がありますねえ。 目の位置にも注目しましょう。 小学校高学年以上くらいのクオリティです。
投稿日:2016/06/17
しかけ絵本図鑑で大きなサイズです。 子供が見てもわかりやすいように作られた絵本だと思いますが、 大人が見ても興味深いです。 目の仕組みや はたらきが詳しく書かれていて、 いろんな動物たちがどのように見えているのか、 私たち人間と同じものをどのように違って見ているのかを、 各ページの動物の目の部分のページを開けると、 比較しやすいように表現されています。 これはすごく研究された結果だと思います。 私は今でこそ老眼ですが 子供のときから近視もなく よく見える目です。 しかし子供が斜視で手術したり、メガネやコンタクトを 子供の頃から使っていたので 眼について調べたり、眼科の先生に教えていただくことがありました。 親子でも 同じ人間でもひとりひとり持って産まれた眼があって、 見え方も感じ方もそれぞれです。 動物たちもいろんな特徴があると思います。 自分以外の人や生き物に想像力を働かせて 関心を持つことを大事にしたいとあらためて感じました。
投稿日:2016/04/19
人間が最も傲慢になるのは「自分が一番正しい」と思う時だそうです。 私が見ている世界が一番きれいで、正しい。 他の見え方があるなんて想像できない。 そんな狭い考え、ちょっと待った!! こう声をかけてくれるのが、この絵本。 ページをめくると驚きの連続です。 この動物やあの虫の目に、世界はこんなふうに映っているんだ! 別の色だったり、ぼやけていたり、そもそも見える範囲が違ったりするけれど、どの見え方も面白くて新鮮。 生き物は皆、自分の目に映る世界を一生懸命生きているんだね。 こう思える子供や大人がもっと増えたらいいな。 そうすれば、今よりずっと優しい社会になる。 近眼の猫を飼っている、これまたド近眼の私はそう確信するのです。
投稿日:2015/11/29
「ヤマシギ」の視野は360度で、自分の背中だって見える。「ワシ」の超高性能な目は、紫外線も感知できる。「カメレオン」の別々に動く2つの目は、同時に反対の方向を見ることもできる。この仕掛絵本のページをめくっていくと、知らなかった驚きの世界が展開していきます。 自分が見ている世界が、動物たちにはどのように見えるのか? 想像するだけでも、わくわくしませんか? 大人が読んでも楽しめる、好奇心を大いに刺激してくれる図鑑です。
投稿日:2015/11/27
当たり前だと思っていた自分の見ている世界が、みつばちや牛とは全く違う見え方だったこと、予測はしていましたが驚きました。自分が見ている世界が正しい物ではないのかもしれない、という感覚をはじめて感じました。これって、もしかして、人間同士でも有る出来事に対しての見え方・評価がまったく違う可能性があるかも・・・人によって何が「正しいか」が異なることによって色々な世界の問題が起きているわけだけど、ふと、違うものが見えているかもしれないと想像することで、異質なものに対してもどこか理解しようとする心を持ちうることができるかも…なんて思うと、もしも自分に子どもができたら一緒に読んであげたいなと思いました。動物の生態に関してもかなり細かく書いてあるので、図鑑としても優秀です。そう、ひとつ発見だったのは、どの動物も見え方が違うけど、とにかく自分のエサを発見するために最適な見えた方だったこと。悩ましいかな「美味しい物がたべたい!」という欲求は、生き物に共通する欲望なんだなあと感心しました。
投稿日:2015/11/30
動物や生き物によって見え方が違うというテーマですが、それを動物の絵の目の部分にしかけをつくって見せてある、というのが魅力的ですね。人間だって背の高い人低い人、子ども、おとな、おじいさん、おばあさん、いろいろ異なると思います。いろんな見え方があり、どれも正解でも不正解でもない、異なる見方がある、ということを知るきっかけになるとおもいました。
投稿日:2015/11/24
動物や虫たちの目の見え方が詳しく、そして何よりも分かりやすく表現されていて、まさに図鑑のようでした。絵本というより、すごく興味が持てる図鑑で、子供も大人も一度ページをめくってしまうとはまってしまうようなすごい楽しめる本でした。説明もわかりやすくて、何より動物たちが見ている景色が驚きの連続でした。
投稿日:2015/11/28
日頃から、一緒に生活しているねこさん、じっと何かを見ている様子に、どんなふうに見えているのかなと、とても気になっていました。 この絵本で、一目瞭然、なぁるほどと思い、他の動物たちのことも一緒に知ることができました。 ただ、見るだけではなく、目の部分をめくってみるということができるのも、ひとつの楽しみです。子どもから大人まで、楽しみながら、新しい発見ができるという、とても貴重な絵本、いえ、図鑑だと思います。
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