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トラさん、あばれる」 大人が読んだ みんなの声

トラさん、あばれる 作:ピーター・ブラウン
訳:青山 南
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2014年08月31日
ISBN:9784895728737
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,955
みんなの声 総数 12
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  • 穏やかな生活 みんな満足しているのですが・・・・
    トラは満足していませんでした
    ピーター・ブラウンの絵がユニークでおもしろいので 絵を楽しむのも絵本の魅力です
    いつも行儀よくしている生活にうんざりしているトラさん

    わかるなあ〜  この思い   はじけたい さわぎたい 
    子供なら こんな気持ちを素直に表すのかもしれませんが、生活の中で行儀よくするというルールみたいなものにしばられているのかもしれません
    トラさんの表情がおもしろい
    なるほど   紳士でシルクハットのトラではなく   四つん這いのトラさん   「ワオオ!」  大声で叫びたい気持ち    
    子供たちは よろこんでる
    大人たちは  けしからん
    この違いは  どうしてそうなるのかな〜
    生活の中で子供心が 失われて大人になってしまうのでしょうか?

    大人はあばれるのなら 森へ行ったら追放するのですが・・・・
    トラは  はじめは ウキウキ あばれまわるのですが・・・・・
    やっぱり ひとりぼっちがさびしくなるのです
    この気持ちも 本当のきもちですね

    さて  気持ちよく生きるには・・・  あなたならどうする?
    作者は あとがきで 気持ちを伝えているのが、いいですね!

    それぞれ 自分気持ちのよい生き方をかんがえるものかな?

    小さい子から大人まで読める幅広い絵本だと思いました

    投稿日:2015/01/13

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    1
  • トラさんはトラさんらしく

    人間のように生活するとしたら、動物たちはとても窮屈に違いありません。
    野生は野生なのです。
    やっぱり自然の姿が一番です。
    でも、人間社会にあてはめると、少し事情は違うでしょう。
    当たり前の事だと思いますが、自分が自分らしくことの大切さを言われたような気がしました。

    投稿日:2023/08/23

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  • それはいい考えだ

    主人公のトラさんは、お行儀よくしていることにうんざりしています。
    だって、この頃の動物たちは街中に住み、服を着て、二本足で歩いているのですもの。
    食事も、お肉をガブリガブガブと食べるのではありません。
    テーブルに置いてあるケーキや紅茶を、椅子に座って少しづつ食べるのです。

    トラさんは、そんな型にはまった生活から抜け出したいと思ったのです。

    トラさんがまずしたのは、四本足で歩くこと。
    それから服を脱いで、ワオオ!と叫んでみました。

    良い気分です。

    やりたい放題をして、やりすぎました。

    とうとう友だちに、
    「そんなにあばれたいなら、どうぞもりへいらっしゃれば!」
    と言われてしまいました。
    トラさんは叫びました。
    「それはいいかんがえだ!」

    森へ行ったトラさんは、どうしたでしょう?
    街に残った動物たちは、どうしたでしょう?

    読んでいるうちに、なんとなく、ぷぷっと笑えてきます。
    登場人物たちの表情に変化があるので、文字をまだ読めないお子さんにも良いのではないかと思います。

    投稿日:2020/07/09

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  • 共感

    動物たちがみんなお行儀よく暮らす町で、トラは思い始めます。さわぎたい、はじけたい、あばれたい!と。 その思い、共感です。だんだんと、行動に移しはじめ、開放されていくトラの気持ちが、絵からよく伝わってきました。子どもはもちろんですが、大人にも響くのではと思いました。絵も素敵でした!

    投稿日:2018/11/24

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  • 良い子にばかりしていられません

    あるある、ありますトラさん、私にも。
    はじけたい・さわぎたい・あばれたいっていう気持ち。
    良い子にばかりしていられません。

    でも、トラさんの行動に周囲はドン引きのよう。
    そこまでみんなに引かれたら、行く先はやっぱり森かな〜。
    でも 、一人ぼっちもちょっと淋しい。

    そこで、トラさんは戻ることに、・・・・・・。

    エンディングに、にっこりしてしまいました。
    何事も、第一人者というものは、風当たりの強いもの・理解をしてもらうには時間のかかるものですもんね。

    あまりため込まず、ナチュラルに生きていきたいですね。

    投稿日:2015/07/18

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  •  いつもお行儀良くしていることにうんざりのトラさん。はじけたい、さわぎたい、・・・いっそ、あばれた〜い!! トラさんはそこで思いきって・・・。

     どういう展開になるのか、どきどきしながら読みすすみました。トラさんは、ちょっとやりすぎてしまいますしね〜。、唖然とするまわりの動物たち、怒り出すみんな。そして、トラさんは森へ・・・。

     森で、思いっきりはじけることができても、一人ぼっちでは淋しくないのかな?と心配してたら、あんのじょうその通り。そして、すぐに街に戻っていくあたり、とても素直なトラさんです。ところが、街に戻ると様子が少しちがいました。みんなも少し、自由な感じ。トラさんに影響されたようですね。これならトラさんも大丈夫。息苦しくなく生きていけそうです。良かった!

     おしゃれな絵です。抑えた色使いですが、主人公のトラさんは明るいオレンジ色で目だっています。そして、前の見返しと後ろの見返しの変化がすてき。かたい閉じ込められた壁の雰囲気から、明るくのびのびと自由な感じの草はらへ。これはトラさんの気持ちそのものです。そして、自然にふれることが、人の心を自由に伸びやかにするのだということを象徴しているようにも思います。

     子どもよりも、日頃、空気をよんだり格好をつけることを強いられている、或いはそうしなくてはと思い込んでいる、大人のツボにはまりそうな絵本です。自分の気持ちと、生きている社会の常識、両方のバランスが大事。でも、すこーし、「あばれる」方に舵をきった方が、いいんじゃない?面白いんじゃない?という作者からのメッセージ、受けとめました!「自分らしさ」って大事ですよね。

    投稿日:2015/05/31

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  • 一見小さい子向きのようですが…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    絵ははっきりとしていて見やすいです。
    文字も少なく、一見小さなお子さん向け?と思うかもしれませんが、
    「あばれる」内容と結末を考えると、
    「あばれたくなる」もしくは「あばれなくては!」と感じる社会(子どもたちなら家や学校)を実感というか体感していないと、もう一つ伝わらないかな?と、思うので、こういう作品は意外と小さいお子さんより、小学校中学年以上、中学生や高校生のお子さんたちに読み聞かせとかで紹介したいなと思いまいた。

    投稿日:2015/01/04

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