もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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モノトーンで描かれたねこの表情がとても可愛かったので、手に取りました。 可愛がっていたこねこが思わぬことから逃げてしまい、男の子は心を痛めてしまいます。その気持ちがわかるので、ドキドキしながら読み進めましたが、ラストはハッピーエンドでほっとします。 丁寧に描かれたイラストは、動物への愛を感じます。 同じ作者さんの作品『こいぬのバーキス』『うさぎのマシュマロ』も読んでみたいです。
投稿日:2023/02/01
ねこ好きにはたまらないねこの描写です。 ねこが大好きな男の、リチャードとこねこのミトンとの出会い、そして日常が、わかりやすく表現されています。 そして、いなくなって、一生懸命探します。 おとなたちの、心ない対応が、とても残念です。やっぱり、おとなになると、心が汚れてくるものなのでしょうか。 結末がわかるまで、ずっとハラハラドキドキでした。 でも、ねこって、本当に、色々なねこがいるんですね。 暖かさ、温もりが伝わってくるようでした。
投稿日:2015/09/16
私はどちらかというと、大人のねこのまったりした 感じ、ふてぶてしい雰囲気、人の言葉をきちんと理解 してくれる知性・・みたいな方が好きなのですが、 こねこも捨てがたい(笑)、とこの絵本を読むと思って しまいます。 ちっちゃくてかよわくて怖がりでおばかなのだよねえ、 こねこって。 リチャードはなかなかねこを飼うことを許してもらえ なかったのですね。でも、そのおかげで大切だと思える ミトンと出会うことができてよかったね。おかあさんも いろいろおしつけようとする人達に毅然と対応していて よかったなあと思います。 ミトンのかわりはいないんだよね。
投稿日:2011/01/22
作者の紹介の所を読むと、この話が出版されたのは1937年。とても古いです。そして古いのに、時代を感じさせない面白さがあります。 こういう作品をベーシック絵本というのでしょうか? とにかくミトンほか、登場するねこちゃんたちが可愛いです。ねこ好きの人にはたまらない絵本になりそうです。 絵本の中に登場する男の子、おばあさん、女の子たちや小さな(幼児の)女の子など、それぞれの登場人物たちは1ページくらいしか出てこないのに、その姿かたちには、年代や性別、性格付けまで考えて表現されているような気がしました。 お話が聞ける低年齢から(3,4歳くらい?)小学校中学年くらいまで楽しめる絵本だと思います。
投稿日:2010/03/02
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