文字が1つもない絵だけの絵本です。(ピーター・コリントンの作品はこういう絵だけの作品が多いです)
この作者の作品はどれも結構好きですが、この絵本は言葉がいっさいないのに、すっかり絵本の世界に心が入りきって、終盤では思わず涙が出てしまいました!
物語とは別に作者から表紙裏に『母へ』とありました(海外の作家さんがよく書く“アレ“です)
この物語に登場する老婆は、ピーター・コリントンさんのお母さんがモデルなのでしょうか?
貧しいけれど、心が豊かな老婆の奇跡のようなクリスマス。
宗教家の説法よりダイレクトに心に届きました。
優しい老婆になにがおこったか、理解できるのは4,5歳くらいからかな〜。上の年齢は上限なく!
涙が出ながら、思わず笑ってしまったは、聖人の人形たちが、スーパーで買い物しているシーンです。