世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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語りのテキスト、「おはなしのろうそく」にも収められている作品。 それだけに文章が洗練されている印象です。 10分弱の分量ですので、この作品のような絵童話のような体裁だと、 子どもたちも親しみやすくていいと思います。 世界でいちばんやかましい町、ガヤガヤの都での珍騒動です。 ここのギャオギャオ王子が、誕生日プレゼントに父王にねだったのは、 「世界でいちばんやかましい音 」。 子ども想い(?)の王は、その願いをかなえるべく、世界中の人々に叫ばせる準備を整えたのですが、 事態は意外な方向に。 人間心理を見事に突いた展開です。 でも、結末はその展開を凌駕します。 作者自身、語りの名手だったようで、語りの醍醐味を十分知り尽くしての作風だと思いました。 もちろん、耳を澄ませて、物語の世界を楽しんでほしいです。 やはり小学生くらいからがいいと思います。
投稿日:2016/04/19
やかましい ガヤガヤの町で 一番やかましいことの好きなギャオギャオ王子 やかましい音が聴きたい エスカレートするのです 人間の心理とはこんなものかも 王様は 王子の誕生日に何が良いか聞くのですがなんと王子は「世界でいちばんやかましい音」がききたいと言ったのです さあ 大変! 世界中に知らせが、 ある村の奥さんは 言いました なんと なんと 人々も同じ考えを持っていたなんて・・・・ こんなオチとは う〜ん 王子が どんな音を耳にしたかは このお話を読んでのお楽しみです なかなか おもしろいお話です そして 作者は 人間にとって 何がいいのか 教えてくれましたよ
投稿日:2011/11/22
題名は前から知っていたのですが、今回初めてちゃんと読んでみました。 他の方も感想で書いていますが、イラストは太田大八さんなんですね〜。 太田大八さんはこんなヨーロッパの昔話みたいな描き方もされるんですね。びっくりしました。 邦訳は松岡享子さんなので、とっても読みやすいです。 何せ「世界でいちばんやかましい都」の話なので、 声に出して読んだ方が、その楽しさが伝わりそうです。 と思いながら後書きを読んでいたら、なんと「おはなしのろうそく」という語りのテキストにもこのお話は載っているそうです。 絵本でも語りでも、お薦めは小学校低学年くらいから、高学年くらいでいかがでしょう?
投稿日:2010/02/23
”チョコレートのじどうしゃ”という作品を読んで以来太田大八さんに注目しているのでこの絵本を選びました。音に対して敏感になれる絵本でした。人工の音ではなく自然の音の素晴らしさを聞く事の大切さを考えさせられる絵本でした。人の心の穏やかさは周りの環境にもとても影響されるのだと再確認できる絵本でした。王子様の思いつきで国が更に素晴らしい環境になり本当に良かったと思いました。
投稿日:2008/12/29
「べつに悪気はなかったのですが」 の連続に最初はこういうことあるなと呑気に笑っていましたが 4回続いた時、怖さを感じました。 そして、「わたしひとりくらい・・・」のくだりでは 本当にゾッとしました。 王子さまに自然の音を愛する感性が残っていたことに ホッとしましたが、 良くも悪くも 環境に左右されるこどもの姿に考えさせられます。 楽しいお話かと思いきや、なかなかに深かった。 世界のさまざまな民族衣装の絵が楽しくもあります。
投稿日:2008/12/24
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