「おててかいじゅう つみきのまちへ」 大人が読んだ みんなの声

男の子が積み木を作っていると現れるおててかいじゅうのお話です。

グーやチョキ、パーの形をしたおててかいじゅうは、作っている街を壊そうとします。
普通の絵本では子ども側が積み木を壊すことを描いていますが、この絵本は一緒に遊んでくれている”大人”が壊しています。

童心に戻って遊んでくれるような大人が居て素晴らしいなと思いました。

男の子の小さな手が積み木の街を作っていると、大きな手が出現！！

名前は、おててかいじゅうグーゴロン。

グーゴロンは、ゴロゴロゴロヘニョヘニョヘニョと、小さな手の邪魔をします。
小さな手は一回撃退しますが、またやってきたグーゴロンに積み木の街を壊されてしまいます。

小さな手は、えーんえーんと、泣いてしまいます。

そこへやってきたのは、正義の味方おててマン。

おててマンは、グーゴロンのようないじわるはしません。
小さな手を助けて、壊れてしまった積み木の街を作り直すのです。

手を見ただけで、どちらが男の子の手でお父さんの手なのかが分かります。
どのページにも顔は描かれていないけれど、その時その時の表情が想像できます。
小さなお子さんに読み聞かせをするのに良いかもしれません。

おててかいじゅうはだれだったのかな？
それはえほんをみてよく考えてね。

絵に動きを感じることができました。
おててかいじゅうがつみきをこわして動き回るのも
言葉と絵が擬音、擬態語をとおしてマッチしてますね。

最後はなかよく前よりも立派な町ができました。
安心して暮らすことができますね。

おててかいじゅうがつみきのまちへやってきた！
親子遊びでしょうねー、大きなほうの手はお父さん？
こうやって親子で遊ぶのっていいなーと思います。
私も早速、こどもとこんな風に遊んでみたくなりました。
おててかいじゅうだけでなく、正義の味方もいるのですねー、なるほど。

何度もつみきのまちをおそってくるおててかいじゅうたち、
ぼくはそのたびにやっつけるものをつみきで作ります。
おててかいじゅうは、ぼくの作ったすごいものにやられます。
でもまたおそってきてとうとう破壊されてしまいました。
でもそこに、正義の味方　おててまんがやってきます。
これはきっと、日曜日の
パパとのたのしい冒険物語なんだなと思いました。

全頁試し読みで読みました。
　　
　　おててかいじゅう　グーゴロン・・・・・・　　ゴロゴロゴロー

　　おててかいじゅう　チョキチョッキン　・・・・・・　チョキチョキチョキチョキー

　　おててかいじゅう　ぐにょグにょパー・・・・・・　ぐにょぐにょぐにょぐにょー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　じゃ〜ん！

　　壊すところも結構おもしろ〜い！（笑）

　　擬音語いっぱいで、単純なのが、丁度1歳になる孫にいいなあと思

　　いました。

最後に正義のみかた

　　”おててマン”

　　親子で手を合わせることろで解決でした！

　　単純ですが、”ぐー”　”チョキ”　”パー”も身につきます！

おててかいじゅうはどこにもお父さんの手だとは書かれていませんが、ごつごつとした大きな日焼けした手は、きっとお父さんの手なのだろうなと想像しながら読みました。

子どもとの触れ合いタイムで積み木遊びをしているのかな？
おててかいじゅうと呼んでいるけれど、どこか優しさのある温かい手だなと思います。
子どもと一緒に楽しんで遊んでいる手なのだと思います。

最後にはお助けマン登場。
出来たー！というセリフのページに並ぶ4つの手。
大きな手に挟まれた小さな子どもの手を見ると、きっとお膝の上で仲良く遊んでいるのだろうということも想像できます。

こんな風に積み木遊びを親子で楽しむのもいいですね。
お父さんの読み聞かせで聞いてみたいなーと思いました。