「たぬきの花よめ道中」 大人が読んだ みんなの声

サアサ、お立ちあい　きょうは　たぬきのよめいりだ
威勢のいい言葉で始まりました（江戸っ子のべらんめい口調）

たぬきは　うまいこと人間の姿に化けて・・・・・　　
電車に乗って　町へ繰り出しました
その驚きようが　またおもしろく　人間の世界をおもしろく描いています
　電車　エレベーター　　レストラン　　夜まで明るい町なか

しかし・・・　目的地に着くと　ちゃんと　たぬきの姿に戻り
ここはへき地の　たぬき村　めでたく　ふたりは　めおとになった　
愛があれば　　どんなことがあっても　だいじょうぶってんだ

おしあわせに！

町田尚子さんの絵がまた良いんです！　　たぬきの表情も
人間に化けたたぬきの顔　めが　かがやいて　ひげがあり
ちょっと　ふしぎな　顔に描かれていて　おもしろい

人間の町の様子も　おみごと！　
エレベーターに乗って　びっくりしたことでしょうね・・・・
たぬきさんたち？？

表紙のたぬきの表情にひかれて、読んでみました。山奥から都会に嫁ぐことになった、たぬき。その花嫁について、たぬきたちが都会へとついて行くのですが…。たぬき目線で語られる人間の社会に、なるほどと興味深く読みました。また、絵もとても魅力的。たぬきっぽさが少し残る人間に化けた姿の絵に、特にひかれました。　

花嫁のあさぎり姉さんが、好きになったのが、へき地のたぬき村

に住むたぬきです。人間の住む都会へ、山を降りて、人間に化け

て、移動します。愛があれば大丈夫だから人間にとっては、都会

でも、たぬきにとっては、へき地だそうです。花婿さんの元に到着

するまでの珍道中が凄く面白かったです。

村そう出で、花嫁さんを迎えるのがよかったです。

たぬき１１匹が人間に化けた姿が比較してあるのも面白かった

です。

インタビュー記事を読ませていただき、見るのを楽しみにしていました。
どんぐりまなこで、はじめて見るものにおどろいてばかりの団体さん。
みんなのどきどきが伝わってきそうです。
でも美味しい料理を経験できて良かったです。
文章もとてもコミカルで楽しいです。
あさぎりねえさんは無事に最愛の彼氏の元へ到着、
おしあわせに。

題名から、コメディー？という印象でしたが、
町田尚子さんの表紙の絵を見て、一風の冷気を感じました。
妖怪えほん『あずきとぎ』の方ですよ。
そこここの空気感を感じてしまいます。
ストーリーは、田舎から都会に嫁入りのために、
人間に化けてやってきたたぬきたちの珍道中。
その驚き具合に思わず笑ってしまいますが、
彼らの視点に、何やら人間の何かを見透かされているような…。
それでも、フィナーレの桜の下の婚礼は幻想的。
たぬきたちの化け具合が、独特の存在感です。
特に、花嫁の美しさが、不思議な世界観に感じられました。
少し奥深いので、小学生くらいからでしょうか。

町田尚子さんの絵が気になるんです
怖い絵本もあるし
イラストっぽいかな？と思うと
リアルな動物の絵だけど
表情が豊かだったり

あれ？これは、怖いのかな？
出たばっかりではありませんか！？

きつねの嫁入りはよくあるけど
たぬき？？？

先週亡くなった高畠勲氏作
「平成狸合戦ぽんぽこ」を思い出しちゃいます

聖なるくぬぎの小枝の下を通って・・・

うわぁ〜っ
確かに、たぬきさんだけでなく
都会に慣れていない私も
きっとそう思います（笑

うわぁ〜っ
桜がきれいです
その桜を見上げる狸のお嫁さん
きれいだねぇ
きれいです！！
人間の姿より！！！

秋田の長持唄もいいです
宮城にもありますよ
その昔、こちらの方でも
結婚式の入場に歌われたりしました
今は・・・どうかな？

ほんとうに好きになった人（たぬき）と
結婚出来て、ほんと幸せそうです

幸せのお裾分けいただきました♪