「ねことねこ」 大人が読んだ みんなの声

明らかに猫好きのための、猫好きによって描かれた絵本です。
明らかに違う猫の共通点を描くなんて、猫をとことん知っていなければ描けない技です。
同じ見開きで答えを明らかにしているので、共通点を探す楽しみが失われているのが残念ですが、読み進んでいったら全く別の展開になっていきました。
最後のページとその前の見開きで、猫を可愛いと思うか思わないか、読者の猫好き度を試している絵本かもしれません。
挑戦的な猫の表情に、私はドギマギしてしまいました。

表紙をみて、手に取りました。町田さんの描くねこは素通りできない・・・。見開きでねこが描かれていて、おなじところを探せるよう、楽しくえがかれてます。いきいきとしたねこたちに目が釘付けです。最後はなるほど！　町田さんのねこへの愛がつたわってくる絵本でした。

この絵本には、色々なねこが登場します。
そして、二匹のねこ通しで似ているところを探します。

絵がとてもきれいなので、それぞれのねこがリアルで、じっくりと見てしまいます。
じっくりと見ながら同じところを探すのですが、最後のページの一言が効いています。

やっぱりそうだよね！
と、明るい気持ちになります。

町田尚子さんが描くねこの作品とくれば、素通りできません。
どちらかというと、大人テイストのイメージがあったので、
こぐま社からの出版？と違和感があったのですが、なあるほど。
表題の通り、ねこが対で登場し、同じところを探す趣向です。
この視点が素敵です。
もちろん、ねこの描写は素晴らしいですから、
思わず納得してしまいます。
ラストの視点は、集大成。
この着地点に拍手です。
ねこ好きなら、メロメロでしょうね。
耳をカットされたねこ（不妊手術済み、さくらねこ）もさりげなく登場しており、
ねこをめぐる問題提起にもなっていますね。
幼稚園児くらいから、ねこを通して感じてほしいです。

苦手なねこですが、表紙のねこがちょっと可愛いかなあと思った

ので、図書館から借りてきました。
　　
　　　「ねこ　と　ねこ、
　　
　　　　　おなじところ　どこだ？」

　　　ねこ好きな人には、たくさんのねこの登場が、嬉しいだろう

　　　なあと思いました。

　　　私はというと、あんまりたくさんのねこたちに、最初は可愛い

　　と思ったのに・・・・・・・・・・・

出た！！
町田さんの作品で
表紙のねこちゃんたちが
こっち見てる！！

ご存知「ねこづめ」の町田さんですが
これは、猫ちゃんの基本的なこと？で
小さい子からＯＫ♪

リアル過ぎる絵で
1匹チずつ、個性があり過ぎて
でも、猫本来の姿というか
なんともいえません

小さい子からＯＫというのは
同じもの探しをするからなんです

で、全員集合して
それぞれバラバラな姿でいるんですね
まるで、ねこ団子のように（笑

でも、そういうのって、稀なんじゃないかな・・・
で、次のページを開いてみてください
すごい！！すごい！！
迫ってくる〜（笑
これは、絵本だからできること！！
町田さんの感性？センス？
も〜、おかしくって

猫好きには、たまりませんね（笑

初版後、1ヶ月ですぐに２刷！！
さすがです

すぐに猫好きさんに紹介します！！
って、もう知っているかも（笑

表紙のリアルな可愛いねこちゃんに惹かれて手に取りました。
いろんな「ねこ」と「ねこ」を比べていくのですが、間違い探しのように違うところを探すのではなく、おなじところを探すというのが新鮮で良かったです。
「おなじところ どこだ？」と繰り返される問いかけも、優しくていいですね。
リアルで迫力もあり、猫好きにはたまらない一冊ではないでしょうか？