「長新太のおでかけ絵本 クーくんツーくんとヘリコプター」 大人が読んだ みんなの声

1990年に出たシリーズの1作目です。
くつしたの「クーくんとツーくん」は双子の兄弟です。
パッと見、どっちがどっちがまるでわかりません。
描くときに意識して区別していらっしゃったのでしょうか。
実は前を行くのがツーくんで、後ろからくるのがクーくんかな？って、勝手に想像しながら読みました。

この二人は特に会話をしていません。
テキストは短くて端的です。やさしい語り掛け口調なので、小さなお子さんたちが聞いたら心地よさそうです。

あ、面白いこと発見した！
この絵本は空が白くて雲が青く表現されていました！逆転の発想？長さんは何を思って、こんな風に描いたんでしょう？（知りたいです）

長新太さんの作品は、やっぱり面白いです。双子の兄弟のクーくんとツーくんは、いつも仲良しで一緒に遊んでるのがいいなあと思いました。
名前も単純に、くつからとったのか、兄がクーくんで、弟がツーくんとわかりやすかったです。私は、ヘリコプターになったクーくんとツーくんの上のカラスも二人の上に一緒なのが、和めました。「かぁ〜　　かぁ〜」（笑）

クーくんとツ〜くんがヘリコプターになって
大空を飛んでいます。
なんだか気持ちよさそうです。
そして、上に乗りやすいからか、カラスが来たり、雲が来たり
色々のせてあげて、ヘリコプターはぶるんぶるんと楽しそう。
最後の、つかれたのでおやすみです　なんていうので終わるところ
長　新太さんらしくて、にっと笑ってしまいます、かわいい。

　くつのツーくんとクーくんが、ヘリコプターになって空のお散歩です。
　雲の上に池？、巨大なたぬき？
　このナンセンスさに、笑ってしまいます。

　最後は「グーグー」と寝てしまいます。こんな、あっけらかんとした終わり方が、やっぱりおかしいです。
　子供よりも自由な発想ができるのが、うらやましいなと思います。

　「おでかけ絵本」というコンセプトらしく、もちやすい大きさです。