楽しい遠足の途中で、一本の毛糸を見つけたぐりとぐら。
どこまで続いているのかな?
一緒に歌を口ずさみながら、コロンコロンと毛糸玉を転がしてゆきます。
他のシリーズもそうですが、この歌が何とも耳に心地よい。
もちろん、絵本なので実際に聞いた訳ではないのですが・・・。
けれども頭の中で自然に流れるリズムは、とっても軽快で心地が良いのです。
きっと読むひとによってリズムやメロディが違うから、何通りもの“ぐりとぐらのうた”があるんだろうなあ。
みんな同じ絵本を読んでいるけれど、みんなちょっとだけ違うところがあるって、なんだか素敵ですね。
さて、毛糸の先にはなにがあるんだろう?
もし自分に子どもがいたら、毛糸を家の中から外まで伸ばして、もっと伸ばして、1玉伸ばしきったその先に、クマのぬいぐるみを結びたいなあ。
“ぐりとぐら”の絵本には、いつも楽しい出来事が詰まっています。
ふたりと一緒に、ワクワクしたり、ドキドキしたり。
どのシリーズも、本当に大好きな絵本です。