「ワニくんのアップルパイ」 大人が読んだ みんなの声

みやざきひろかずさんの作品だったのでこの絵本を選びました。タイトルの描き方が独特でインパクトがあって良いと思いました。美味しい香りのしてきそうな描き方が素敵でした。数学の分数の時間にアップルパイを連想する主人公はとてもユニークだなと感じました。アップルパイにしっかりとレーズンが入っているのが気に入りました。最後まで諦めない主人公の心意気が素晴らしいと思いました。アップルパイが食べたくなりました。

図書館で今月は「大人のための絵本特集」をしていて、
ふとながめていたら、このワニくんシリーズもあってびっくり。
確かに、癒されますね。
主人公のワニくん、ふと、アップルパイが食べたくなるのです。
ところがお店に行っても売り切れ、自分で焼いても失敗・・・。
あきらめきれないアップルパイ。
ところが次の日には・・・。
ふと何かが無性に食べたくなるところなど、
誰でも共感できるかもしれませんね。
しかも、おいしそうなアップルパイ！
この絵本を読んで、ワニくん同様、アップルパイが食べたくなってしまう人も多いでしょう。
ご丁寧にアップルパイのレシピ付き。
ますますその気になってしまいます。
よおく見るとサブストーリーも満載。
是非探してほしいです。
ワニくんがふと思いついたきっかけもわかりますよ。

授業中に、先生が黒板に描かれた図を見て
ふと、アップルパイを連想しちゃうことありそうですね。（笑）
はじまりから、「あるある」って感じです。

ケーキやさんに買いに行っても売り切れ、自分で作っても
失敗、食べられないとなると、アップルパイに対する気持ちは
ますます、募るばかり。あきらめて、寝ようとしたワニくん、
次のページをめくると、どひゃ〜　です。

アップルパイをお手元にご用意なさってから
この絵本を読まれるほうがいいかも。（笑）

でも、それで終わらないのが面白いです。
昨日のアップルパイ騒動はなんだったの？
と思えるような、終わり方でした。