ある水曜日のこと、村のおばさんのバケツから、ピシャンと水がひとしずく飛び出して、長い旅に出た。
旅の始めは裏庭で、ホコリがいっぱい、たちまちしずくはねずみ色。
きれいにしてもらおうと、クリーニング屋さんに行ったり、病院に行ったり…
そうこうしているうちに…
確かに、水は、気温や場所で、いろいろな形に変化します。それを、このような楽しい物語で伝えようとするなんて、素晴らしいアイディアだと思います。
それに、しずくの表情が、その時その時で、大きな変化を見せてくれるだけでなく、どれもこれも大変可愛らしく、心から楽しむことができました。
子どもたちにとっても、水に対する意識が高まることでしょう。