「ゆう／夕」 大人が読んだ みんなの声

夕やけの写真がいろんな角度で見事です
吉村和敏さんの　写真のセンスに　谷川俊太郎さんの詩が優しく　マッチしていて　とてもステキな写真絵本です！

私が好きなのは　そらといっしょに　こころももえる　あたたかい
この写真を見ていると　感動しました
木々の　繊細さと　夕やけの真紅の色に　すい込まれそうでした
左から読む　心が癒されます
右から読むと　谷川俊太郎さんの　詩がとても心にしみて
いろんな人の気持ちを感じます
とても贅沢な写真ですね！
祈り　
谷川俊太郎さんのしずかなきもち
こどものころの気持ちと大人になってからの気持ち
味わい深く読ませてもらえ　ありがとう！

左右から違った顔を見せてくれる、不思議な「絵本」です。
左から読み始めました。
様々な夕景に溶け込んだ言葉が、１日の火照りを鎮めてくれるようで、とても穏やかな気持ちになりました。
今度は右からよんでみました。
谷川俊太郎さんの詩が、夕景の中で語っているようで、一枚一枚の風景を、じっくりと味わうことができました。
なんと贅沢な構成でしょう。
でも、夕景があるから谷川さんの言葉が、より深くしみてくることを考えたら、この本はりっぱに写真絵本です。

横書きで読むのは、シンプルで短い言葉が綴られた写真絵本。反対側から縦書きで読むのは、もう少し長めの文章で、大人っぽい詩集。というように、１冊で２つのスタイルを楽しめる本です。
姉妹本の「あさ／朝」も良いですが、こちらもまた違った趣。心がほっとする作品です。
それにしても、虹が空を覆う場面に、「そらがおけしょうしているおかあさんみたい」とは……。谷川俊太郎さんの感性って凄すぎると感じます。

姉妹本の、「あさ」がとても素晴らしかったので、こちらを購入しました。

夕方の写真は、どこか胸が切なくなるものもありますが
あの時間帯特有の、心が安らいでゆく気持ちを味わうことができます。

写真も文章も、本当に素晴らしい。
続編として、「よる」が発行されることを、願います。

両サイドから読める2回楽しめる写真絵本です。
文は谷川俊太郎さんの「夕（方）」の詩が載っていて、ゆったりとした気持ちになれました。

写真は吉村和敏さんで、二人のコラボ絵本は同じようなコンセプトで「あさの絵本」があります。（姉妹編でしょうか？）

どの写真も本当に素晴しいのですが、個人的に一番気に入ったのは
「ゆうやけの　ステンドグラス」という文章のページで雲と夕日のコントラストが怖いくらい美しく思えました。

左から捲ると「ゆう」。右から捲ると「夕」で、漢字表記から捲るページの方が感じも使われているし、1ページ1ページの文章も複雑で長いものでした。
ですから、低年齢のお子さんには左からの「ゆう」を楽しんでもらって、小学校高学年以上のお子さんから大人までは「右」からも「左」からも楽しんでもらえるかなと思います。

谷川俊太郎さんの作品だったのでこの絵本を選びました。夕焼けを大好きで愛おしく思う気持ちが伝わってくる詩でした。写真ともとてもマッチしていたのが良かったです。美しい夕焼けを見せてくれる空に感謝しているのも感動しました。虹が出た空を例えた表現もとてもセンスがあるなと思いました。後ろからでも前からでも楽しめる詩の絵本はとても画期的だと感心しました。詩をもっと身近に感じられる様になる絵本です。