「おれたち ともだち」シリーズを読んでいて、
印象に残った作品です。
オオカミくんが クマさんの看病をしている姿、
言葉かけや 介助の仕方が
絵を見ていて印象に残りました。
その優しさを
キツネに知られたくないと必死に隠そうとしているところ。
キツネのやきもち、
オオカミの優しさを知っても
オオカミの人柄(?)を思って
口には出さないところ。
大人の私が
50代半ばも過ぎた私が、
この 友情関係のお話が好きになりました。
口に出さない優しさ、
知っててもあえて言わない心遣い、
大人になってもなかなかできないこともあります。
それに気づくということも。
子供さんがこの絵本に出会って
それがわかるかどうかは
すぐに結果が出なくても
心に残るのではないかなと思いました。