最初に作家さん本人に読んでもらった時は、あまりのおかしさに大爆笑しました。
しかし、それだけです。
とこやで熟睡していまったライオン。手元が滑って切り間違えたとこやは全部毛を刈ってしまって、そのうえでペンキで塗って縞模様を描き、トラにしてしまいます。
ねぼけたライオンは「自分はトラだったっけ?」・・・
それこそみなさんが書いているように奇想天外。あ〜あというオチ。
でも、それだけです。一度目は笑えるけれど、繰り返し読んでほしいとは子どもたちも思いません。一度オチを知ってしまったら、全然面白くないからです。
単なる「おやじギャグ」絵本です。
ただ絵を描いているおくはらゆめさんは注目している画家さんです。彼女の描く登場人物の表情は、すごく魅力的。なので☆は2つです。