「へんしんトイレ」 大人が読んだ みんなの声

ふしぎなトイレですね〜！
　
はじめは　かわいいんです　　まこ　まこ・・・・　
同じ言葉を　なんどもなんども　くり返して言うと　違うものにへんしん
言葉のおもしろさですね　
まんじゅう　まんじゅう・・・・　あら？　十万円　こんなへんしんならいいね〜
おおかみ　おおかみ・・・・　　　かみを〜！
あら？　おおかみさんは　トイレの紙がなくて　　あら？　葉っぱでふいたのかな？　　
昔の人は紙の代わりに　葉っぱでふいてたんだって（便所のあとしまつ・・・）　　ホントの話ですよ

ラストの　トイレが　お空に　とんでった　　どかーん

ちょっとふざけてるね　へんしんトイレ　　
言葉あそびで　遊びすぎの　あきやまただしさんで〜す　

「へんしんシリーズ」の１作です。
でも、このはなしは“トンネル”じゃなくて“トイレ”で変身しちゃうんです。
子どもたちは汚いことが結構好きです。
だから舞台が“トイレ”なんて、タイトルを読んだだけでワクワクドキドキではないでしょうか？
今回この作品は図書館で借りてきたのですが、かなり読まれた感じで、ボロボロでした。わたしはこの作品に関しては、本文に登場する名前の変換よりも、巻末の見返しに描いてあるものが一番面白かったです。
なので、子どもたちにこの本を読むときは、ここまで読みたいですね。

言葉遊びの絵本です。トイレをガマンしていて「がまん　がまん　がまん　がまん・・・・」が、漫画になってしまうなんて、やっぱり面白くて楽しくなります。へんしんトイレは、おしっこが漏れてしまう切迫感が、笑えました。言葉遊びで気持ちが愉快になるってとっても幸せなことだと思いました。ちょっと落ち込んだ時にも読みたいなあって思いました。

ことばあそびの絵本ですね。
以前、読んだ「へんしんトンネル」と同シリーズなのかな。
「へんしんトンネル」を未読でも楽しめると思います。
トイレをがまんしている男の子が「がまんがまんがまん…」と言いながらトイレに入ると、「まんが」になったり。
面白い絵本ですねー。

へんしんシリーズ第２作目。
初期の作品の初々しさが感じられますが、どっこい、かなり練り上げられた奥深い変身です。
いつもの通り、トイレに入ると、言葉遊びで変身するのですが、
何より、トイレならではの切迫感が笑えます。
穏やかな前半に比べ、とんぼあたりからの急展開は脱帽です。
トイレのそばの葉っぱだって、ちゃんと意味がありますよ。
おおかみ、ボートに至っては唖然です。
なるほど、トイレの形にも、ちゃんと理由があったのですね。
もちろん、裏表紙の絵もちゃんと見届けてくださいね。