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しにがみさん」 大人が読んだ みんなの声

しにがみさん 作・絵:野村 たかあき
監修:柳家 小三治
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年03月05日
ISBN:9784774606132
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,423
みんなの声 総数 50
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大人が読んだ みんなの声から

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16件見つかりました

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  • 明治中期の作品とは・・・!!

    このおはなしは
    どこで聞いた?読んだ?のでしょうが
    覚えていないのですが
    なるほど〜
    って、聞いてはいるのです

    野村さんの版画がいいなぁ〜と
    何かで見て
    図書館にリクエストしていたのです

    カバーのところから
    びっくり!!

    明治中期にイタリアの歌劇「靴直しのクリスピノ」から翻訳
    「グリム童話集」の「死神の名付け親」も同様の話

    あっ!
    私が読んだのは
    グリム!?だったのかしら???

    落語のテンポの良い感じで読み進めていき
    表紙と同じ場面にまずは、圧巻

    そして、最後のページが
    すごい!!
    と、思わず声を上げてしまいました
    ラストシーンが
    素晴らしい!!です
    版画でですよね・・・
    絵本で、これはすごいと思います

    投稿日:2016/12/22

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    3
  • このオチはいいですよ 

     絵本の多様さには驚かされるとともに感心する。
     絵本にならない世界なんてないのではないかと思ってしまうくらいだ。
     この『しにがみさん』という絵本は「らくごえほん」とあるとおり、古典落語の演題である「死神」を野村たかあきさんの手で絵本に仕上がったものだ。
     実は「死神」という落語にはいくつかのオチがあって、この絵本で使われているのが柳家小三治によるバージョンということで、「柳家小三治・落語「死神」より」と表紙に記されているのだ。

     調べると、そもそもこの落語「死神」は明治時代に活躍した初代三遊亭圓朝が創作したもので、そのもとは「グリム童話」の一篇だというから、まんざら絵本の世界と縁がないわけでもなさそうだ。
     物語はある日死神にとりつかれた男が病気の人のそばにいる死神の位置でその人の病がいえるかそれとも死んでしまうかわかることを、死神から教えられる。
     その悪知恵でもって医者といつわりお金もうけをする男は、とうとうやってはいけない、死神をだますことまでしてしまう。
     怒ったのは死神。
     男を地獄に連れていき、一面のろうそくが点る世界を見せる。
     このろうそく、命の灯がともっていて、今にも消えそうなろうそくが男のものだという。
     さてさて、この男、最後はどうなるのか。

     この最後のオチが色々あるというから、落語の世界も面白い。
     そういうことを子供たちに話してあげると興味がますかもしれない。
     案外落語家にまけない爆笑もののオチを考えついたりするかもしれない。

    投稿日:2018/10/21

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    1
  • しにがみさんはやさしいですね

    もう一冊と同じく、木版画が素晴らしいです。
    人の命や欲望がテーマになっているお話しなので
    考えさせられることも多いです。
    しにがみさんが、怖いのかというと、そうでもないですね。
    じっくり、元の落語を聞くと感じますが、この死神は
    穏やかで思いやりの深い神様のようです。
    すっかり生きていることが好きになった男が、お金に目がくらみ
    知恵を働かせたつもりが、皮肉な結果になってしまいます。
    最後のどんでん返しに、誰しもあっと驚きますね。
    素晴らしい。

    投稿日:2017/07/22

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    1
  • すっきりと面白い

    落語って、こんなに面白いものなんだと驚きました。

    話の内容が難しいようなイメージがあって、
    いままで興味を持てずにいましたが・・・
    とっても分かりやすく、簡潔で、すっきりと面白い。

    こんなに面白いのなら、もっと早くに読んでみれば良かった!

    この絵本をきっかけに、ぜひ他の話も読んでみたいです。

    投稿日:2014/01/22

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    1
  • 何度か聞いたことがある・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    落語とのことですが日本昔話でも同様のお話を聞いたことがありました

    せっかく「死神」にお金儲けをさせてもらったのに、湯水のように使い果たしてしまう愚かさ・・・
    奥さんまでついているのに、やはりお金は人を変えてしまうのでしょうか・・・・

    それでも「死神」は手助けをします
    さてさてその結果は・・・?

    「落語」なので必ず「オチ」があるんです

    投稿日:2011/06/12

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    1
  • 落語絵本って楽しいかも

    ちょっと雰囲気が怖いのでどうかなと思いながら読んでみましたが、この絵の雰囲気と内容がとってもマッチしていて、良かったです。落語絵本、何度か読んだことがありますが、なかなか面白く、この絵本も同じように面白く読めました。あまり落語絵本を読んだことがないという人でも楽しく読めると思うのでお勧めです。

    投稿日:2024/10/07

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    0
  • ラストのページ

    夏の夜に怖い話が読みたくて、選びました。
    「死神」のお話は、落語を聞いたことがあって知っていますが、それが絵本で楽しめるなんて、ドキドキワクワクでした。
    村上たかあきさんの版画の絵が、いい味を醸し出しています。
    特にラストのページはすごい。
    じっくりと間をとって、読むのがコツかな?
    高学年への読み聞かせで読んでみたいなと思いました。

    投稿日:2020/08/06

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  • 怖いです

    小学3年生の子供に読もうと図書館で借りて
    私が先に読みました。
    古典落語なのかな?聞いたことある話。
    でも、最後にろうそくの火が消えてしまうところが
    何とも言えず怖い。
    ちょっと子供にはまだ早い内容。。。
    というかわざわざ怖い話を読む必要はないかと思い
    読むのやめちゃいました。
    個人的にはちょっと怖いです。

    投稿日:2017/06/01

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  • おもしろかったです

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    有名なお話で覚えのあるお話でした。
    会話が調子がよくていいですね。
    読みやすくおもしろかったです。
    わたしもお金に目がくらむってありそうだなー。
    この手のお話で欲を出すとろくなことがないとは思うのですが…ね。
    でもやっぱりしにがみに逆らうのは怖くはあります。

    投稿日:2014/10/06

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  • 死神

    死神に助けられて女房やあかちゃんをひもじい思いをさせずにすんだのに、お金に目がくらんで自分の命を引き換えてしまった若者に、同情しました。、お金ってやっぱりあった方がいいのに決まってますが、そこそこでいいなかなあって思いました。版画がすごくよかったし、死神さんの優しさにびっくりしました。必死でろうそくの灯を消さないようにせっかく助かった命と思いましたが、落語にはやっぱりオチがあるのですね。

    投稿日:2014/06/28

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