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イワンのむすこ」 大人が読んだ みんなの声

イワンのむすこ 作:蜂飼 耳
絵:ささめや ゆき
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,650
発行日:2011年09月
ISBN:9784309909172
評価スコア 4.14
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みんなの声 総数 6
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  • 「この子を イワンと なづけよう」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    ちょっと昔話風のお話でした。これは全くの創作なのかな〜?似たような昔話は聞いたことがあります。

    ささめやさんの絵に最近とても惹かれます。イラストがささめやさんだったので、読んでみました。
    内容的に小学校の4年生以上なら理解できるかな。
    どちらかというと小学校高学年から中学生・高校生に読んでもらいたいです。

    主人公のイワンは、幼少の頃は頭の回転のいい、物事への理解も深い心優しい人だったのに、大人になり王様になったことで、心がマヒしてしまったんですね〜。
    「ただそこに“王”としている」だけの人になってしまったようです。蜂飼さんさんのこのあたりの表現力はすごいな〜と、思いました。

    そして、どのページにもささめやゆきさんの素敵なイラストが、物語の世界を広げてくれています。
    個人的に好きなページは、イワン王様の花嫁となる少女が初めて描かれているところ。
    いかにもロシア娘だな〜って、雰囲気がよかったです。
    文として好きなところは、最後から2ページ前の

     この子は まだ いいことも わるいことも 
     なんにも しらないんだと きづいたんだ。
     王さまは つぶやいた。
     「この子を イワンと なづけよう」

    投稿日:2011/10/29

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  • 【再投稿】イワンの生き方

    さらりと読んでしまうと、なんだかポイントをつかめない深みをもった絵本です。
    イワンは、父親と同じ名前をもらい育っていきます。
    でも、戦争で家族を失い、故郷を失い、孤児として、大きな施設に入れられて他の子どもたちと一緒に育つことになりました。
    その中で、才能を認められて、運にも恵まれて、王様にまでなる、サクセス・ストーリーのようです。
    でも、イワンは自分の意思を持つことも、意見を言うこともできない、傀儡君主でした。
    どうして、自分の意思を失っていったのでしょう。
    それが教育だったら怖いお話です。
    言われるままに、何も語らない女性をお后にしたことも意味深長です。
    意見を言えない王様と口をきかないお后様は、結局似たもの夫婦だったのでしょうか。
    この絵本で、王様のイワンが唯一意思を見せたのは、自分の息子に名前を付けただけのような気がします。
    しかも自分と同じ名前を付けた思いはどうだったのでしょうか。
    こうしてイワンの名前は、3代に渡って継承されていきます。
    イワンの生き方を肯定できる人はいないでしょうね。
    自分の意思の大切さ、意思表示の大切さを改めて感じました。

    投稿日:2025/01/18

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  • 「この子をイワンとなづけよう」

    イワンの家の男の子が生まれて、大人たちは喜んだ。
     「ちいさな手だねえ!」
     「めを ぎゅっと つぶっているねえ!」
     「この子を イワンと なづけよう!」

    イワンの息子が、7つになったころに、隣の国が攻めてきて、村は焼かれて大人たちは殺されたりして、賢いイワンが王様になっても自分の意思とは関係なく流されていく自分に心を痛めるようになりました。

    イワンも御きさきとの間に男の子が産まれ
     「めを ぎゅっと つぶっているねえ!」
     「なんて ちいsな 手だろう!」
     「かわいいねえ!」

    王様のイワンも親になったら、子供の為に純真な気持ちが取り戻せてよかったと思いました。

     この子は まだ いいことも わるいことも なんにも しらないと きづいたんだ。おうさまは つぶいた。
     「この子を イワンと なづけよう」

    裏表紙のこどもを抱く夫婦は、王様の親だったんでしょうか?

    あかちゃん誕生は、いつの時代も嬉しくてあかちゃんの幸せを願うのは
    誰でも一緒なんだと思いました。

    投稿日:2018/08/15

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