よく風邪をひいたときに行った病院の待合室で読んだ大好きな本です。当時の私は可愛いぬいぐるみとお出掛けする所を見て、主人公の女の子に憧れました。電車など身近な場面ですが、だからこそ自分もしてみたいという気持ちになります。子供からしたら、それらは小さな冒険ですね。
私は先日保育園の実習でこの本を読みました。子どもたちも食い入るように見てくれました。やはり電車のシーンが好きなようです。そして、その時の様子にもよると思いますが、この絵本はあまり言葉掛けをせず、語りかけるように読むといいと、実習担当の先生に言われました。
子どもたちの心に暖かく残る絵本だと思います。