先日、よさこいを踊りに札幌まで行きました。観光が目的ではなかったため、自由時間はほとんどなかったのですが、ちゃっかり、本屋さんだけは覗いてきました(笑)。
で、迷わずGETしたのはこの本。
子どもの頃大好きで、何度も何度も読んだなつかしい本です。
ずっとずっと探してたけど、本屋さんにも、図書館にもなくてあきらめていました。あるところにはあるんですね!
ねずみのとうさんが、寝る前の子どもたちにおはなししてくれます。ひとりにひとつずつ、全部で7人いるので7つもおはなししてくれるんです。サービス満点のお父さんですね。
7つともおもしろいのですが、子どもの頃、妹や幼なじみのK君、T君(ふたりともいいお父さんになっちゃったね)と、ゲラゲラ笑った、忘れられないおはなしが、「だいりょこう」です。
けがをして歩けなくなったねずみが、新しい足を買うシーンがあって、そこがおかしくておかしくてたまらなかった子どもの頃。
でも残念なことに、今読んでみると、そんなに笑えない。子どもたちも、冷めた目で見てる。(すごくおかしいことを体験しても、人にはうまく伝えられないことってありますよね?あんな感じ。)今、ここに妹やK君たちがいれば昔話に花が咲くのだろうけど・・・。
子どもの時大好きだった本は、いつまでも心に残ります。
大人になって、ふと手にした時、その本のことはもちろん、その頃の思い出がたくさん浮かんでくるでしょう!
だから、子どもたちよ。いっぱい本を読んで、お気に入りの本をたくさん見つけてね。(大人になって手に入らないこともあるので、お気に入りの本だけは手放さないようにね。)