村山夫妻の作品集、第三集です。
やはり、ノスタルジーな雰囲気がたっぷり味わえます。
私は、この本では、最後の「川へおちたたまねぎさん」が気に入っていますが、娘もこの話がお気に入り。初めて子どもの反応がありました。
ジャガイモホテルにたまねぎさんが泊まりにくるなんて。そして、アクシデントに遭いながらもこのホテルが気に入ってとうとう番頭さんになってしまうなんて。洋食で、ジャガイモのついているお皿には、必ずたまねぎがついてくるのは、そんなわけだからだなんて。なんて不思議で強引で楽しいんでしょう。
この村山夫妻の作品、子どもより大人がハマってしまいそうですよ。
でも、いつか小学校で読み聞かせしてみたいと思っています。