バザールへ出かけるナッチは、お母さんから「一番欲しいものを何かひとつ買いなさい」と100円をもらいます。
広場へ行ってみると、可愛いお店やさんが、たくさん出ています。
どのお店屋さんも、女の子が好きそうなものが、いっぱいです。
道行く人も、みんなおしゃれな洋服を着ています。
お店の人だって、しゃれています。
ミントボンボンのお店のおじさんが、『パフおじさん』と言うのもなるほどって感じです。
こんなに可愛いものがいっぱいのバザールは、本を見ているだけで、わくわくして、私も行きたいって気分になります。
ナッチもほしいものがいっぱいあって、困ってしまいます。
やっと『ミントボンボン』を買おうと決めたのに、偶然会ったおとなりに住むトッチに『ナッチのうた』を作ってもらい、100円を使ってしまいます。
でも優しいトッチのおかげで・・・・
最後のページには『ナッチのうた』の歌詞とメロディものっていますが、私はナッチとトッチが楽しそうに歌っているところが好きで、オリジナルのメロディで歌っています。
あやちゃんには、もういっかい歌ってと言われます。
ほのぼのするお話です。