娘がオルファースの絵本に出会ったのは、小学校に入学してからのこと。もっと前に紹介してあげていたら、きっと夢中になって、毎日、毎日、繰り返し読んでいただろうな、と思える本が、何冊もありました。これもその1冊です。
小さい頃から大好きだったベスコフの絵本のように、いろいろな精や小人が登場し、瞬く間に想像の世界へと連れて行ってくれます。
この絵本の中で、想像の扉を開けてくれるのは、雪の子たちですが、ちょうどベスコフの作品の「ウッレのスキーのたび」と重なる部分がありますね。
娘は、雪のおひめさまとマリーレンちゃんが楽しく遊ぶ様子を見つめながら、きらきら光る氷の花にも目を輝かせていました。
お母さんの膝の上で聞かせてあげたいお話ですね。