8歳と6歳の子どもに読みましたが、
どちらの反応もとても良かったです。
題名を読むと「え〜ブタでしょ?」とつっこみ
3匹の可愛いオオカミの作った家を、悪いブタが壊しに来る時にも
「反対でしょ〜!」とつっこんでいました。
でも、悪いブタは、とっても悪そ〜な表情で、
とっても豪快にオオカミ達の家をぶっこわします。
子どもたちも唖然として見いっていました。
どんなに丈夫なお家を作っても悪いブタに壊されてしまいます。
オオカミ達が綺麗なお花の家を作った時も悪いブタがやって来て
「ふうーっとふいて、ぷうーっとふいて、ぶちこわしてやるぞ!」
と、同じセリフを言いますがココでブタくんに変化が・・・
子どもたちは、「花のお家はブタくんの鼻息で
吹き飛ばされちゃうかと思った〜」と言っていましたが、
ハッピーエンドでした。
息子は「オオカミが大きくなったらブタのこと食べちゃう?」と、
お話の先まで考えていました。お話に入り込んでいる証拠でしょうね。
”3びきのこぶた”のお話を知っている
お子さんの方が楽しめると思います。
大人も楽しめますよ。
私は最初お母さんが子どもたちに家を出るように話すシーンで
お母さんがベッドでマニキュアを塗っているのが気になります。
オオカミ達がいつも大事そうに抱えて逃げるポットも気になります。
お話も楽しめますが、絵もじっくり眺めたくなる素敵な絵です。