とっても古い絵本です。
発行は1979年のようです。
岩崎ちひろさんの作品なので、彼女の絵が好きに人には特にお薦めです。
小さい子にはよくある「本人にとってもショッキングな出来事」を雪の日の景色と伴に描いてくれています。
雪の日なので、バックはとても白っぽいです。
そこに持ってきて主人公のちいちゃんの身につけている服や帽子や手袋が赤いので、とても印象的でした。
正直、こういうことでいじけてしまう小さなお子様の対応はなかなか手を焼きますが、こうして作品としてみると、岩崎ちひろさんはやはりすごい描き手だなぁ、よく観察しているなと思いました。