マドレーヌシリーズを描かれたベーメルマンスさんの作品です。
こちらはペドロという赤ちゃん(男の子かな?)が主役です。
舞台はエクアドル、アンデスの山岳地帯。
汽車が大好きなペドロが話せる言葉は「ダダダダダ」だけ。なのにある日、はいはいして特急キト号に乗り込んでしまいました。
もし子どもが知らないうちに列車に乗ってしまったら・・・考えるとぞっとします。
でもやさしい車掌さんのおかげで、ペドロは汽車の旅を満喫して帰ってくることができました。
大事件のはずなのに、どこかのんびりとした空気が漂っているのは、お国柄なんでしょうか。
街全体がおいしい朝ごはんのようなにおいがするグアヤキル。
いつか行ってみたいね、と娘と話しました。
列車好きのお子さんに特におすすめです。