マナブくんが、出会った困っている人。
「話を聞いて、ほな さいなら というわけにも いかんし〜」って、思えたことが尊いのだと思います。
途中で、出会った女子の「ボランティア」の言葉にぐらついていく真っ直ぐな親切心。
私は、信者ではありませんが、あなたの右の手がしていることを左の手に知らせてはなりません(マタイによる福音書第6章3節)″をふと思い出しました。
左手と右手の関係と同じくらい親しい人に対してさえ、人からの称賛や賛辞などの栄光を期待する動機で、自分の善行の行為について知らせてはならない。
「人に見てもらおうとしている」ことは、本当に見つめなければいけないことを、見ていない状態にあることの表れであるから。
また、他の人からの誉れはいらないけれども、自己完結して、自分で満足してればいいやという、自分が自分で施しをしたことに納得するということも、注意しなさい。
せっかく善行をしても、神様に喜んではもらえないという悪い報いも受けていますよ。
何を本当に見なければいけないのかは、それは父なる神様です。
あ〜、ここまで書いちゃうと信者さんかな?
信仰は別としても、終盤のマナブくんのひたむきな思いは、施し″なんてことを意識しない、がむしゃらで真っ直ぐな気持ちで、素敵なことだと思います。
頭で考える間もなく、おもわず行動していることが、心の清らかさなのではないでしょうか。