もっかのところ、流行り病のように荒井良二さんに夢中の息子。
その荒唐無稽さにひかれるのか。それとも、息子の中では、このめちゃくちゃ加減も、ワールドスタンダードなのか。
もちろん、親は、この絵本「ありえなーい!!!」と連発したくなる絵本です。
そこがまた、楽しい。
妙なだけでなく、ツボとなる部分がそこここに、こしらえてあって、大変面白い絵本です。
特にかいくんのおとうさん。いったいあなたは何者?!
いっきにファンになってしまいそう…
わたしも、おとうさんがほしいなっていっちゃいそうです。
中川ひろたかさんの文と、荒井良二さんの絵が、非常にマッチした、とてもよく出来た本だと思います。