まず、このアイデアに感激!さすが長新太さん、あっぱれ!
絵本が全体的になぜ、緑をベースに描かれているのかは分かりませんが、それもまた、「変」でいい。
雲がもくもくもくと出てくると、それは手の形。その手の形の雲が、流れて行った先に、「山」がありました。
雲は山をおにぎりにしてしまいます。雲は街にやってきて、ビルもおにぎりにしてしまいます。ビルがぜーんぶおにぎりになっている絵は、思わず「へーん。」と、言ってしまいますね。
でも、食べられないんですよ。
最後はお母さんまで、おにぎりにされてしまいました。本当は食べられないんだけど、誰かに食べられるかも・・・。
で、おにぎりのお母さんを、ネコがねらっている絵で終わるんですが、2歳の下の子は、この絵本を読み終わった後、「ママはおにぎりになってないよ。ネコが来たら、やっつけちゃうから大丈夫だよ。」と、頼もしいことを言ってくれました。
この遊び(おにぎりごっこ)、しばらく続きそうです。