このシリーズは大好きなのに、6作目が出版されてから、5作目を読んでいなかったことに気づきました。
今回「おたすけこびと」たちの依頼はぬいぐるみのウサギの目(赤いボタン)を探すこと。
いつもはとてもスムーズに仕事をかたずけるのに、今回はうっかり失敗して、見つけた赤いボタンを水槽に落っことしてしまいます。
そこで登場するダイバーや潜水艦の働きも素晴らしいですが、個人的に一番気に入ったところは、水槽を片付けた後の小石の位置です!
まえより すてきに なったね。
は、一見ウサギのぬいぐるみに対しているっているようにも見えますが、同じ画面の左側に水槽が見えているので、水槽に対しても言っているのかもしれません。
物語の最後のページでお父さんがまじまじと水槽を覗いている後姿がいいなぁと、思いました。
そして裏表紙側の見開きには、その水槽で楽しく遊んでいる魚たちの姿が!こういう遊び心、素敵です。
何度も見返して楽しめる素敵な絵本シリーズだと思います。