おやすみ前に読んだ絵本の内容のせいで、眠れなくなってしまったジョージ。
絵本のように、自分の頭の上にも空が落ちてくるんではないかと心配して眠れません。そんな心配をするジョージがかわいいです。
うちの息子たちは、「そんなことあるわけないよね〜」とあきれたように笑い、ジョージのようにかわいい心配をする年ごろを通り過ぎてしまっているようです。
そんな眠れないジョージに付き合って、別の絵本を読んでくれたり、ミルクを持ってきてくれたり、歌をうたってくれる黄色い帽子のおじさんの、なんとまあやさしいこと!
「これだから黄色いぼうしのおじさんは素敵なんだよ。」と心の中でつぶやいた、おじさんファンの私です。
どうしても眠れないジョージをついには外へ連れ出し、星空観察を始めるおじさん。
おじさんの底なしのやさしさとジョージに対する愛情の深さに、心が温かくなるお話でした。